広い家ではおっくうだった部屋の模様替え。
今は春夏秋冬で演出を変えて楽しむ。2023.11.15.
「このソファ、動かす?」と主人。「うーん、しばらくはその場所でいいんじゃない」と私。「使わない食器を処分したら、この食器棚もいらないよね?」と聞かれて、「確かにそうだけれど、絶対使わないと言い切れないし……」と決断できず、煮え切らない。「窓際の断熱をしないとね」とか何とか言いながら、主人も私も「ま、いいか」と一年先送り。一年が二年に、二年が三年先にと、歳月は過ぎていく。
一番下の子が片付いてから、前の家では20年近く住んでいた。二人暮らしになった家は広かった。しかも部屋が二つ空いたまま。それほど長く、子どもたちがいた時そのままの生活空間で相変わらず暮らしていた私たち。経年劣化していたのにリフォームもせず、それどころか、部屋の片づけや模様替えをするにも、どこから手を付けたらいいか悶々として、夫婦二人で見て見ぬふりをしていた。
家を手放すのを躊躇していたのは、子ども家族が祖父母の実家を失って盆や正月に集まる場所がなくなるから。でも、子どもらの後押しがあって決断し、今のグランドマストに引っ越してきた。前よりは小ぢんまりしているが、二人にはちょうどいい広さ。軽やかに模様替えできるようになったので気分転換もできる。大型家具がないので力も不要、私たち好みの仕様で季節ごとに部屋をアレンジしている。
一戸建ての前の家では目の届かないスペースがあった。シニアには使いやすくて動きやすい居住空間にはムダがなく、必要十分な機能が備わっている。コンパクトで快適なこの住まいは、私たちにとって理想のわが家になっている。インテリアの本を買ってきては夫婦二人で居住空間の演出を考える。模様替えをするたびに他の入居者さんと相互に「内見会」。それが暮らしのヒントになる。
Solutionグランドマストなら
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住みこなしやすくちょうどいい。 シニアにぴったりの間取り。
グランドマストの住戸は、おひとりさまでも、ご夫婦でもちょうどいい間取り。ゆったりおくつろぎいただける十分な広さを確保しながらも、ワンフロアでコンパクトな住まいは、家事やお手入れの負担の軽減につながります。 お好きな家具や、お気に入りの雑貨を並べて空間を演出したり、大変だった模様替えも思い立ったときに気軽に行えます。
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コンパクトな洋室はインテリアの好みを反映させやすい空間。自由自在に演出して、ご自身だけの癒しの時間をお過ごしください。
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