仲間と連れ立つ散歩で発見の日々。
「奥の細道」気取りで足取り軽く。2023.06.12.

仲間と連れ立つ散歩で発見の日々。 <br>「奥の細道」気取りで足取り軽く。

特に贅沢な食事をしているつもりはない。しかし、歳の割には過食していたようだ。歳相応というのが気に入らなかったが、そろそろ歳相応に腹八分目を肝に銘じるべきだと悟った。「食べないと体力がもたないですからね。食べてもいいのです。でも、もっと身体を動かさないと……。毎日1万歩、いや5千歩でもいいから」。主治医にアドバイスされた。いや、忠告と言うべきかも。
歩いて行けるスーパーへも車に乗っていた。当たり前のはずの歩くことが、特別な動作になっていた。よーし、歩くぞ! と声を上げて自分を鼓舞しても、おそらく一人だとくじけるだろう。始める前から弱気になっていた。隣室の散歩名人さんに打ち明けた。快く「一緒に歩きましょう」と言ってくれた。その日から弟子になった。散歩名人の彼のことは親しく「師匠」と呼ばせてもらっている。
師匠は実に上手に歩き上手に休み、横や後ろで歩いているうち、気がつけば軽々1万歩に達する。今のところ近場限定だが、町内や隣り町のいろんな道を新たに発見するのは楽しい。「そろそろぼくに知らない道を案内してもらおうかな」と師匠。誘われたり誘ったり、案内されたり案内したり。街路や通りの名前もかなり覚えた。自分の歩く道をひそかに「俺の細道」と名づけている。ときどき妻も誘う。
ここでのライフスタイルは「十人(住人?)十色」だが、入居者どうしは互いにすぐに親しくなる。ウォーキング仲間ができ、合気道や太極拳、囲碁・将棋、マージャン、川柳のサークルが立ち上がり、映画や観劇のグループも生まれる。ほとんどの人が複数の趣味をたしなんだりスポーツやお出掛けを楽しんでいる。コミュニティにも親しみやすい雰囲気があり、引っ越してきた人はみな第二の故郷のように溶け込んでいる。

Solutionグランドマストなら

市街地にほど近い立地から広がる、 気軽な街歩きの楽しみ

グランドマストは、首都圏、中部圏、近畿圏の市街地にほど近いエリアに立地。交通機関へのアクセスが良いため、ショッピングを楽しんだり、映画鑑賞、観劇を満喫したりと、街へ出る足取りも軽くなります。たとえば、「グランドマスト奈良学園前」は、歴史と文化が暮らしの背景にあるエリアに立地。徒歩圏内に美術館や公園があり、散策にも知的な香りが漂います。

もっと見る

いにしえの都と現代の都心を身近に感じられる「グランドマスト奈良学園前」。東大寺や興福寺、正倉院、春日大社と若草山などの名所が目白押しの歴史地区へも快速急行で10分です。

読み物一覧にもどる