安心・美味しい食事・快適な住環境で満足の日々
「心身共にしっかりしているうちの住み替えがお勧め」
“人生100年時代”の今、健康で長生きするためにはどこで暮らすかも大切なポイントになってくる。
サンフランシスコに住んでいた梶野宏子さん(76)は先を見据え、「グランドマスト中野若宮」に住み替えた。同物件は、積水ハウスグループが運営するサービス付き高齢者向け住宅(高齢者向け賃貸マンション)で、関西を含め全39棟展開されているうちの一つ。梶野さんに入居の決め手や暮らしぶりを聞いた。
梶野さんは日本で中学校を卒業後、ペンフレンドのいるアメリカへ渡り、高校・大学を経て、アメリカの航空会社で客室乗務員をするなど充実した人生を過ごしてきた。だが、70歳を過ぎたあたりから、安心して暮らせる日本に帰ろうとの思いが強くなったという。そこで、杉並区に住む息子家族の近くで自由に暮らせる自立型の高齢者住宅を探した。「息子たちには彼らの生活があるので、一緒に暮らす選択肢はなかったですね」と梶野さん。
〇便利な立地が決め手
2019年に同物件を見学。西武新宿線「都立家政」駅まで徒歩3分、「鷺ノ宮」駅まで徒歩6分で商店街も近くにある便利な立地や、居室が40㎡前後と広く、浴室やキッチンなど水回りも完備されていることを気に入り、即決した。ところが、コロナ禍でアメリカから帰国できず、ようやく入居できたのは昨年末だった。「帰ってきてホッとしています。日本は平和で安心です」
歩いて行ける範囲に中野区の高齢者会館※が3か所あるのも同物件のいいところ。同会館で実施される体操やヨガ、麻雀教室などに通い、生き生きとした毎日を過ごしている梶野さん。
「受付にスタッフがいて(日中)、見守りがあるのもいいですね」。1日1回の安否確認や水道流量センサーによる安否確認など緩やかな見守りがあるのは安心だ。
〇「食事が最高です」
食事サービス(朝・夕食、選択制、有料)についても、「こちらのお食事は最高です! お味噌汁やサラダなど野菜が8~9種類ぐらい。自炊ではこんなに野菜は摂れないです。バラエティに富んでいて美味しいです」。併設の厨房で腕を振るうシェフに、その日美味しかった料理の作り方を教えてもらうこともあるという。
〇交流を楽しむ
「昨日は3人をお食事に呼んだんです」。入居者仲間を自室に招き、ワインやビールを飲みながら賑やかなひと時を楽しんでいる。このような交流こそ、梶野さんが一番大事にしていることだ。高齢者住宅を検討している人にも、こう勧めている。「体が動かなくなってから入るのではなく、心身共にしっかりしているうちがいいですよ。健康であれば今までの生活が続けられるし、引っ越しも楽。他の入居者との交流など新しいことも面倒くさがらずにできます」
(定年時代2023年6月下旬号 掲載)
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