K様(女性・70歳代)
お友達を訪ねてこられて、環境の良さや雰囲気が気に入られ、入居を希望されたK様。
ヴァイオリンにエッグアートと趣味を満喫なさっています。
K様
ヴァイオリンは4歳ぐらいから。家のすぐ近くに先生がいらしたものですから、うちの母がヴァイオリンが好きで、自分はやらなかったから私にと。それで、今もアマチュアのオーケストラに所属しており、春と秋に定期演奏会があるので毎週練習しています。ひとつ終わると、また次の練習があるから、忙しいんですけど。
K様
お友達が先生で、親しくしてもらってますので、続けています。ニワトリの卵だけじゃなく、ウズラとかダチョウとかも使いますので、いろんな形や大きさがあって面白いです。教室に行くのは1週間に1回ですから、1ヶ月あれば小さいなものはできますよ。
K様
こちらにお友達が入ってたものですから、それで見に来たんですけど、すぐに気に入りました。私の一番の希望は日当たりなんです。それでお部屋を見せていただいて、南向きのこちらに決めました。あんまりいろいろ見ると、かえって迷っちゃでしょう。
K様
やはり知り合いがいる方がいいですね。それに先を考えると、引っ越すのって大変だから。でも老人ホームじゃ嫌だし、高齢者向けのいいのがあったらと思っていたんですよ。いいところがあって良かったわ。それとここは環境がいいですね。大きな公園があって、雰囲気がとてもいいです。
K様
夕飯は食堂で食べて、昼は外へ行って、あちこち眺めながら。きょうはここ、あしたはここって。
K様
そうなんです。出たくなくなると、出なくなるから。それとお友達もよく遊びに来ます。皆さんいいとこねって、言いますよ。グランドマストは、老人ホームといった施設と違って、外出も来客も自由ですから、時間にゆとりがもてるのがいいですね。
Y様(男性・80歳代)
昔の仕事仲間との会食なども積極的にされているY様。
お一人になられてから探され、入居なさいましたが、その決め手は何だったのでしょうか…。
Y様
神奈川県内の戸建てに住んでましたけど、家内が入院をしまして、病院の近くにということで子供の近くのマンションに引っ越しました。それで家内は亡くなったのですが、その前から、私もいずれはこうした高齢者住宅に入らなければいけないなと仲間とも話をしていまして、グランドマストの名前は友人から聞いていたんですよ。神奈川のグランドマストに入ってましたので、いつか見学にいこうかと。でもその考えも変わりました。何かあったときに面倒をかけないようにするには、やはり子供の近くのほうがいいんじゃないかということで、マンションの近くで探していたんです。
Y様
私の一番の希望は安否確認だったんですね。何かあったときに、知らないうちに亡くなったんじゃちょっと困るかなという不安もありましたので。ここはもちろん安否確認があって、部屋もバリアフリーになっている。それと職員さんが常駐していて、医療機関などとも提携されているので、安心感がありました。あと、ここは行動に制約がなくて自由だと聞いて、それもいいなと思いました。
Y様
やっぱり一人なもんですからね、ものぐさになるんですよ。1週間に朝は大体3回くらいお願いして、夕飯はいろいろですね。月に2回か、3回か、昔の仕事仲間と会食なんかもあるもんですから。
Y様
それはその通りでしょうね。あとは洗い物とか掃除、洗濯、そこら辺もだんだん体が動かなくなってくると、大分きつくなりますのでね。スタッフの方にお聞きしたら、希望をすればそういうことをお手伝いする人を紹介していただくこともできるし、簡単なもの、例えば電球を取り替えるといった程度のことは私がいたしますよと言っていただいています。こちらにいつもスタッフの方がいらっしゃるということは、とてもありがたいですね。
E様(女性・80歳代)
東北ご出身のE様は、地元放送局でのリポーターや、障害者のご支援など、多彩なお仕事をされていました。
ふたりのお嬢様と離れ、単身東京に移られてからも、お仕事に趣味の登山にと、アクティブな日々。そんなE様が、グランドマストに移られたのには、こんな理由がありました…。
E様
視覚障がい者のための放送局で、新聞の内容を毎日読んで提供するんです。読むのはボランティアさんが担当で、その方たちに新聞の読み方とかの指導を行ってました。その放送局には4年程おりましたが、ボランティアさんの養成は今も続けています。月に10日から多いときは20日ぐらい。
E様
そうですね、多いです。ときには房総の方まで行きますよ。大体10時から始まる講座だと6時半にはここを出ます。でも、今日は何にもないっていう時は、テレビ見ながら8時頃まで寝てますよ。山に行くときは、また別ですけどね。
E様
ええ、山は60過ぎてから始めました。今でも月に2回は行ってます。
E様
それまでのマンションも地理的には文句がなかったんです。じゃあ何でここに越したかっていうと、見守りですね。やっぱり1人で住んでるでしょう。娘が2人いるけど、一緒に住んでないから、少なくとも今日もちゃんと生きてるねっていうのを、誰かが確認してくれるところがあればいいなと思って。ずいぶん前から、それを考えてたんです。
E様
入居金がないことも大きかったですね。こうしたところを、少しずつ探していたんですけど、みんな入居金が高いんですよね。でも、ここはそれがない。それも決め手のひとつでした。
E様
私、今回引っ越してきてよくわかりました。引っ越しはエネルギーがいるって。だから、いつか引っ越そうと思っているんだったら、早いうちのほうがいいですよ。
E様
アドバイスとしては、誰でもいつかは1人になるっていうこと。1人になった時、家があっていいかというと、逆にこの頃、その家の処分に困ってきている。だから、そうしたことにエネルギーがまだ出せる歳のうちから、私は動くべきだと。それには老人ホームではなくて、ここのような自立型の賃貸マンション。そうすれば、自分の行動は自由にできますから。
E様
今度「サ高住」に引っ越したって言って、わかる人とわかんない人がいるの。「サ高住」イコール、老人ホームだと思っている人もいる、多いですよ。だから、私は違うわよって言うんです。賃貸マンションで見守り付きの「サ高住」の良さを、もっと多くの人にわかってほしいですね。
Y様(女性・70歳代)
自営業を受け継がれたY様。
仕事にも一区切りがつき、好きなゴルフを楽しんでおられましたが、お義兄様の高齢者住宅移転を機に、ご自身も決断。Y様が、グランドマストを選んだきっかけとは…。
Y様
義兄は身体がちょっと弱いので、ここと同じような見守りつきのところに自分から移りました。それで私にも、一人で住んでると心配だから自分みたいなところに入れって、何度も言われてました。義兄は山の中の静かなところに行きたいということで、そうしたところを選んだのですが、私はまだ元気なので利便性も考えて、こちらを選びました。
Y様
そうなんです。私は地元なんでよくわかるんですけど、本当にここは便利ですよ。5分歩けばスーパーがあって、そのスーパーの上は病院です。それからバス停も近くて、そのバスが全部横浜駅へ行くの。しかも頻繁に出てるから時間を気にしないでバスに乗れて、横浜駅まではせいぜい8分か10分でしょう。自宅はそのままにしてます。何か足りないものがあれば、すぐに取りに行けますから。
Y様
エレベーターがあるからいいわね。荷物が多いときは階段がつらくて。高台に住んでたけど坂や階段が多くて、ここへ来たという方もいますよ。若いときは高台で見晴らしがいいといっても、高齢になるとそれが逆に負担になるわけでしょう。部屋も一人で住むにはちょうどいいですね。自宅だとエアコンで暖かくするにしても、涼しくするにしても、時間がかかるのよ。それに掃除も楽。とても気に入ってます。
Y様
やはり食事は一人より大勢のほうがいいですね。80代後半の方とか90代の方もいらっしゃって、いろいろな世代の方のお話を聞くのがとても楽しいの。私は一応戦中派になるんですけど、その時代を皆さんと共有してるのね。だから戦後すぐの時、物がなかったねとか、バナナがごちそうだったねとか、そういうお話が通じるわけですよ。ですから夕飯の時間がすごく楽しみなんです。
Y様
68歳までやってましたけど、やはり仕事をやめるまでは、時間を拘束されてましたね、従業員さんもおりましたから。ゴルフも月1回行くのがやっとでした。それが今は、足腰の健康も兼ねて、週に1回コースを廻ってます。私、60歳からゴルフを始めたの、車の運転も60からですよ。義兄も多趣味で、毎日好きなことやってますから。私もここで、もう本当にエンジョイしてます。
Y様
それが、あんまりないのよ。ここでの毎日が楽しいから。まだ健康で動けるうちに、一人でこもるのではなく、いろんな方と出会える場所がある、こういう住まいはとてもいいと思うわ。それに、ここには安心がありますから。私がなぜ自宅を出てここに入ったかと言えば、それは安心がないからですよ、特に夜は怖いのね。ここなら見守り機能がありますし、誰かがいるっていうのは、すごい安心ですね。